当院が対応する
“喉(のど)の病気一覧
のどの病気は、日常生活に大きな影響を与える症状を引き起こします。発熱や痛み、声のかれ、呼吸困難など、様々な不快な症状を伴うことがあります。
大阪市浪速区にある大阪なんばJUN耳鼻咽喉科では、扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎、いびき・睡眠時無呼吸症候群など、のどに関する幅広い疾患の診療に対応しています。早期発見・早期治療が症状の改善につながりますので、気になる症状がありましたらご相談ください。
扁桃炎
扁桃炎とは
炎は、のどの奥の左右にある口蓋扁桃に炎症が起きる病気です。ウイルスや細菌の感染により、高熱やのどの腫れ・赤み・強い痛みなどが現れます。
特に幼児から学童期のお子様に多く見られますが、大人でも過労やストレスで免疫力が低下すると発症しやすくなります。重症化すると扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍に進行する可能性があり、また溶連菌感染の場合はリウマチ熱や腎炎などの合併症を引き起こすこともあります。そのため、早期発見・早期治療が重要です。
小児の扁桃炎で見逃してはならないポイント
溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)による感染の場合、腎炎やリウマチ熱、心内膜炎などの合併症を引き起こす可能性があるため、特に小学生までは注意が必要です。迅速検査キットで溶連菌感染が確認された場合は、7~10日間の抗生剤治療が必要です。
扁桃炎の症状
扁桃炎では、以下のような特徴的な症状が現れます。
- のどの赤み、腫れ、強い痛み
- 38℃以上の発熱
- 片側または両側の耳の痛み
- 嚥下痛(食事や唾液を飲み込む時の痛み)
- 全身のだるさ
- 食欲不振
- 頭痛
- リンパ節の腫れ
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍
急性扁桃炎が悪化すると、炎症が扁桃の周囲組織まで広がる扁桃周囲炎を引き起こすことがあります。さらに進行すると、扁桃の周囲に膿が溜まる扁桃周囲膿瘍となります。主な症状として、のどの激しい痛み、38度以上の高熱、強い嚥下痛、開口障害、耳への放散痛などが現れます。食事が困難になることも多く、早急な治療が必要です。
扁桃炎の治療
治療は原因により異なります。細菌感染の場合は抗生剤による治療を行い、ウイルス感染の場合は対症療法が中心となります。症状に応じて抗炎症薬や解熱鎮痛薬を使用します。
また、十分な睡眠と栄養補給、適切な室内加湿など、生活面でのケアも重要です。扁桃周囲膿瘍の場合は、穿刺や切開による排膿が必要となることがあります。繰り返し発症する場合は、扁桃摘出術を検討することもあります。
咽頭炎(急性咽頭炎)
咽頭炎とは
急性咽頭炎は、咽頭の粘膜やリンパ組織に起こる急性の炎症です。口や鼻から外界と接する咽頭は感染を起こしやすい部位で、主に細菌やウイルスが原因となります。当初はウイルス感染でも、後に細菌感染を併発することもあります。
気温変化や疲労、睡眠不足などで免疫力が低下している時に感染しやすく、咽頭の発赤や腫脹、痛み、嚥下時の不快感などの症状が現れます。
咽頭炎の症状
咽頭炎になると、以下のような症状が単独または複数現れます。
- のどの痛みやヒリヒリ感
- 持続する咳と痰
- 耳への放散痛
- 嚥下時の痛み
- のどの違和感や不快感
- 発熱
- 全身のだるさ
- 食欲不振
- 頭痛
咽頭炎の治療
治療は主に以下の方法で行います。炎症や痛みに対しては抗炎症薬を使用し、細菌感染が認められる場合は抗生剤を処方します。また、薬剤を霧状にして吸入するネブライザー療法も効果的です。
治療中は十分な睡眠と栄養摂取を心がけ、室内の適度な加湿も重要です。喫煙者の方は禁煙が推奨されます。
上咽頭炎
上咽頭炎は鼻の奥、のどの最上部に起こる炎症です。急性期には強いのどの痛みがありますが、慢性化すると鼻づまり、後鼻漏、のどの違和感といった症状が長引きます。
喉頭炎(急性喉頭炎)
喉頭炎とは
喉頭炎は、細菌やウイルス感染、アレルギー、喫煙などにより喉頭に炎症が起こる病気です。声のかれや持続する咳、のどの痛み、発熱などが特徴的です。喉頭は呼吸の通り道でもあるため、強い炎症で腫れが生じると呼吸困難を引き起こすことがあります。
特に急性喉頭蓋炎や急性声門下喉頭炎は、急激な呼吸困難を引き起こす可能性があり、注意が必要です。また、声帯に強い炎症が起きた場合は急性声帯炎と呼ばれます。
喉頭炎の症状
喉頭炎では、以下のような特徴的な症状が見られます。
- のどの痛みと違和感
- 声のかすれや出しづらさ
- のどのヒリヒリ感
- 持続する咳と痰
- 発熱
- 息苦しさ
- 飲み込み時の痛み
- 全身のだるさ
喉頭炎の治療
治療は症状に応じて以下の方法で行います。炎症や痛みには抗炎症薬を、細菌感染が認められる場合は抗生剤を使用します。また、ネブライザー療法も効果的です。
治療中は十分な睡眠と栄養補給を心がけ、室内の加湿にも注意を払います。声を出すのは控えめにし、喫煙者の方は禁煙が必要です。
急性喉頭蓋炎
飲食物が気管に入るのを防ぐ「喉頭蓋」に起こる炎症です。初期症状は一般的な咽頭炎や喉頭炎と似ていますが、炎症が進行すると強い呼吸困難を引き起こし、窒息の危険性もあります。含み声や声のかれ、息苦しさなどが現れた場合は、早急な受診が必要です。治療は抗生剤やステロイドの点滴を行いますが、数時間で症状が急激に悪化する可能性があるため、入院が必要となることもあります。
急性声門下喉頭炎
声帯の下の粘膜に炎症が起こり、気道が狭くなる病気です。のどの痛み、激しい咳、息苦しさなどの症状が特徴的です。治療は、抗生剤の吸入療法や内服薬、点滴などを組み合わせて行います。呼吸状態によっては入院治療が必要となる場合もあります。